スペシャル

9月12日(水)発売
「ご注文はうさぎですか??キャラクターソロシリーズ03 モカ(CV.茅野愛衣)」
レコーディングレポート公開♪

ーー再びキャラクターソングシリーズが発売されると聞いたときの感想をお願いします。

茅野:わりと早いタイミングで3曲すべてのデモをいただいて、今月中に録ります!と言われたので、『ごちうさ』の気合いを感じました(笑)。体に馴染むまで聴かせてもらってからレコーディングができたので、スムーズでやりやすかったです。しかもモカさんもソロのキャラソンリレーに混ぜてもらえるとは思わなかったので嬉しいです。かわいい妹たちがいっぱいいる作品ですけど、お姉ちゃんを応援してくれているファンの方には、嬉しいお知らせになったのかなって思います。

ーー『~Dear My Sister~』では、モカさんの活躍を見られたので、満を持してのソロシングルになりますね!

茅野:確かに! モカさんは1期は幼少期だけ、2期も少しの登場だったんですけど、出ると濃かったんですよね(笑)。やっていた羽数以上に演じている時間が長く感じるほど、飽きさせないキャラクターでした。嵐のようにやってきて去っていくのが個人的にも大好きで、収録現場でもそういう感じだったので楽しかったです。

ーー「Bitter Tea:Time」を歌ってみていかがでしたか?

茅野:最初に収録したのがこの曲だったんですけど、「ちょっとジャズっぽいイメージで」、ということだったんです。最初『ごちうさ』の世界でジャズというのも、モカさんでジャズというのも、私の中であまり結びつかなかったんですけど、いただいていたデモからオケの雰囲気も変わっていて、お姉ちゃんだからこそ歌える『ごちうさ』ソングになっている気がしました。実際に歌ってみるとモカさんっぽさを感じさせてくれる曲で、歌詞の中にも『ごちうさ』らしさがあったのでで実際にしっくりくる感じがしました。

ーー歌詞にもお姉ちゃんっぽさはかなりありますからね。

茅野:まだココアたちには、この苦味は早いのよみたいなところにニヤニヤしながら、小悪魔まではいかないんですけど、優しいお姉ちゃんというよりは、ちょっとビターな感じのモカさんを演じるように歌いました。こういう一面もあるのかと思いましたけど、決してイヤな感じはしなくて、それすらもかわいく感じるような歌と歌詞でした。

ーー「とびっきりアネバーサリー」はいかがでした?

茅野:パーティーの準備をしているモカさんがみんなを驚かせようと楽しんでいる曲だなと感じました。ストーリー仕立てになっている歌詞なので、1番から2番へと聴いていくうちに、モカさんがパーティーの準備をして、みんなを招いて、そこから料理パーティーが始まっていくという映像が浮かんできました。

ーーすごくモカさんらしいですよね。他のキャラクターもホームパーティーをする曲になっているので、どんなパーティーなのか気になりますよね?

茅野:モカさんだからこそ料理を準備して、パンを焼いてというパーティーでしたけど、ココアちゃんやチノちゃんはどんなパーティーになるのかなって思いますね。

ーーちなみにココアは「パンパカパンのパンのパーティー」というタイトルです。

茅野:タイトルで姉妹感がハンパないですね(笑)。『ごちうさ』って急にそういうのを入れてきてズルいですよね。かわいくてクスッとさせるという。

ーーやっぱりストーリーがあると、モカさんになりきって歌いやすいですか?

茅野:キャラソンは何年歌い続けても難しいなと思うんですけど、マイクを通して歌うと、思ったより感情が歌に乗っていないんです。歌ってるときは嬉しいや楽しいの気持ちを込めているつもりでも、いざ聴いてみてると、私は100%で出しているのに60%くらいにしか聴こえなくて、どうすればこの気持ちを歌に乗せられるだろう、歌手の方ってすごいなって思うんです。今回もモカさんのワクワクする感じだったり嬉しい気持ちをどうやったら乗せられるのかなって、いろいろ試しながら歌いました。でも感情を乗せすぎるとセリフみたいになって音を外してしまったりするので、そのバランスを調整するのも難しいです。

ーーちなみにモカさんのパーティーに、茅野さん的に共感するところはありました?

茅野:あまりホームパーティーはやらないですね(笑)。でも、私もサプライズが好きなので、友人の誕生日をお祝いするときに、お店でケーキを用意したりするんです。その時の店員とのアイコンタクトの取り方とかが難しくて、お手洗いに立つ振りをして、ケーキを持ってくるタイミングを伝えたりするときはドキドキ感みたいなものがあって、モカさんも毎回そういう事を考えながら準備しているのかなって思うと、これが同じ気持ちなのかな!?って思います。

ーーそして本日歌ったのが「わーいわーいトライ!~モカVer.~」でした。

茅野:これぞ!って感じですよね。王道の『ごちうさ』という感じがしました。共通曲を聴くと、私はいつもイベントでみんなが歌っている想像が膨らむんです。他の曲はキャラクターが浮かぶんですけど、共通曲はなぜかキャストが浮かぶんですよね。ラビットハウスの制服で、みんながくるりと回って手を振りながら去っていくみたいな(笑)。

ーーそういう歌詞がありますからね。実際に歌ってみていかがでした?

茅野:でも、ステージにいるみんなに客席から手を振っている感じを想像しつつも、〈またまた会いましょう〉という歌詞もあるので、今回は『ごちうさ』ファンの皆さんに対して、モカさんとして手を振っている。茅野個人としても、みんなにありがとう、また会いましょうという気持ちで歌わせてもらいました。なので、ありがとうソングなのかもしれないですね。ストレートに入ってくる歌詞なので、きっと伝わっていると思います。

ーーレコーディングもスムーズでしたね。

茅野:どの曲も、毎回「いいですね~」って言っていただけるので、そのまま受け入れて歌っています(笑)。『ごちうさ』の曲に関しては、ここが全然できない!って頭を抱えるというより、どうやったらこの気持ちを乗せられるだろうかっていう、自分との戦いになりますね。

ーー拝見していて、伸ばすところを伸ばしすぎてましたよね(笑)。

茅野:私だいたい伸ばしがちなんですよ! 今日もやっぱり長かったかと。あまりに伸ばしすぎてて、自分で聴きながら笑っちゃいました。他の人の倍くらい長かったですよね(笑)。

ーーどこまで伸ばすんだろうって思いながら聴いてました。

茅野:はははは。(笑)でもこの曲が一番時間がかかったと思います。ハモリや追っかけもあったので。でも『ごちうさ』のレコーディングは、「モカさんはお任せします!」みたいな感じでやっていただけるから、毎回スムーズです。

ーーでは最後に、ファンにメッセージをお願いします。

茅野:このインタビューを読んでくださっているということは、とても熱い『ごちうさ』ファンの方たちなんだと思います。『~Dear My Sister~』の公開から1年弱。こうしてキャラクターソングシリーズにモカさんも入れてもらうことができました。まるっと1枚モカさんというのは初めてのことなので、モカさんを応援してくださっている方々への感謝の気持ちを持って3曲とも歌わせてもらいました。最初の頃に歌ったモカさん曲より、『~Dear My Sister~』でモカさんを演じたことで、よりモカさんのいいなと思うところをいっぱい詰め込んで歌うことができたと思います。なので3曲とも好きになってもらえたら嬉しいです。また、モカさんとしてお会いできることを祈っています。

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